バックパッカー的な海外旅行の持ち物

お久しぶりです。ツバサです。
以前トルクメニスタンに関するエントリを書いて以来です。
その節は多くの方にエントリを見ていただいたようで誠にありがとうございました。

僕の最近の仕事といえば『旅行用デバイスを開発すれば会社のお金で海外旅行に行けるのでは!?』と夢想することですが、
これが思ったよりも大変です。

何も思いつきません。

まずいですね。
このままではただの妄想にふけっている人になってしまいます。

やはりアイディアというものはオフィスに座っているだけでは出てこないようです。
こうなったら実際に旅行に行ってみるしかないでしょう。

そういったわけで最近は単に妄想を膨らませているだけでなく、旅行の予定を立てることにも余念がありません。全く忙しい限りです。

さて、行先をはじめ旅行に関する情報を得る手段は色々ありますが、他の旅行者さんのブログ等web上の情報も大事な情報源の一つです。
僕も日々参考にさせてもらっています。
しかしこれまでは情報を受け取る一方でこちらからは何も発信してこなかったなぁ、という事に思い至り、これからは自分でも海外旅行情報を発信していこうかなと思っています。

今回は準備編ということで、まずはどんなものを持って行っているかということを紹介したいと思います。

旅のスタイル

旅行と一口にいっても色んなタイプがあります。
気ままに安宿を渡り歩く旅行もあれば、ツアーに参加する旅行もあるかと思います。

たとえば、しっかりとしたホテルに宿泊したり、格式のあるレストランで食事をするのであればスーツや革靴など相応の装いが必要になるかもしれません。
そうなってくるとバックパックよりもスーツケースのほうが荷物を入れるのに向いています。
このように旅のスタイルによって持っていく荷物も全く変わってしまいます。

そこで、このエントリ(とその続編)ではいわゆるバックパッカー的な旅行を前提としてお話しすることにします。
バックパッカー的と言っても特に定義があるわけではないのですが、
大まかなイメージとしては

  • 旅行会社のツアー参加ではない、個人旅行である
  • スーツケースは使わず、バックパックに荷物を入れる。
  • “Cheaper is better”が合言葉
  • ドミトリー(相部屋)宿泊が基本
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といったところでしょうか。

持ち物

海外旅行に際し『何を持っていけばいいのだろう』と悩む人は少なからずいらっしゃるかと思います。
あれもいるかも、これもいるかもと、どんどん荷物が増えていきますが、往々にしてそのうちの大半は結局使わなかったりするものです。
僕も初めて一人旅をしたころには役に立たないものをたくさん持っていきました。

何度も旅行をしながら、以前使わなかったものを置いていき、一方で新しく出会った便利そうなグッズを新たに持っていくという、終わりのない最適化を繰り返しています。
下記では現時点ではこんなものを持って行っているよ、というのをご紹介します。

パスポートケース

僕が使っているパスポートケースはこちらのスライド式のもの。
ズボンと下着の間に隠すタイプです。パスポートのほかにも盗まれたくないものを入れておくのもよいでしょう。
こういった身に着けるタイプのパスポートケースは首下げや腹巻タイプなど数多くありますが、首から下げるものは外見からわかりやすく、腹巻タイプのものは取り出すのが一苦労なのが欠点です。
このタイプなら外見からも身に着けているのがわかりにくく、さっと取り出しやすいのでおすすめです。

パスポートケースにいれてるもの

  • パスポート
    多くの国ではパスポートの有効期限が半年以上残っていることを要求しています。出発前に有効期限を確認し、必要なら更新を行いましょう。
  • パスポートのコピー
    特に役に立ったことはないです。が、捨てる理由もないので入ったままになっています。
  • 予防接種記録
    アフリカ諸国と南米諸国では黄熱病の予防接種証明書の提出を入国の条件としているところがあります。そのため、渡航地がそういった国である場合には予防接種を事前に受け、その証明書を携行している必要があるのです。
    僕の場合、日本でA型肝炎、B型肝炎、破傷風etc の予防接種を受けた他にもトルコで黄熱病の予防接種を受けたので2つの接種記録をパスポートケースに入れっぱなしにしています。どこか他のところに入れておくと確実に紛失する気がしています。
    ちなみにこれが役に立ったことは一度もありません。
    黄熱病の予防接種記録の提出を条件にしている国にもいくつか行きましたが、提出を求められたことはなかったです。
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  • 予備のクレジットカード
    メインのクレジットカードはお財布に入れて置き、普段はそちらを使いますが、財布を無くしたり盗まれたりした時に備えて予備のクレジットカードをパスポートケースに入れておきます。

財布

財布はこちらのものを使用しています。
以前はもっとアウトドア丸出しのものを使用していたのですが、流石にもうちょっとオシャレなものを使おうかなと思い購入。
条件として①見た目がいい、②チェーンやベルトがつけられる、の2つを基準に選定しました。
②はスリ防止の観点からです。こちらの財布にはベルトは付属していないのでベルトは別途アマゾンで購入しました。

財布の中身

  • 現金
    渡航地にもよりますが、現地通貨はまず現地についてすぐに困らないように1万~2万円程度を空港で替えておきます。足りなくなったら後はクレジットカードでのキャッシングで現地通貨を調達しています。
    行きと帰り用に適当な額の日本円もいれておきます。
  • クレジットカード
    クレジットカードは複数枚持ち、できれば別々の場所に保管しておきましょう。
    ブランド的にはVISAとMaterは世界中どこでも使えて、American Express はアメリカ方面では強く、アジアではJCBもそこそこ、という感じでしょうか。
    僕はマイルを稼ぐことにもラウンジを利用することにもあまり熱心でないので、海外旅行保険さえついていればその他の旅行関連の特典は気にしてません。
  • その他諸々
    レシートとか切符の半券とか特に意味もなく入れたままになってたりします。

サブバッグ(街歩き用バッグ)

サブバッグにはこちらで紹介されているpacsafe のCS200(大きいほう)を使っています。
生地のなかにワイヤーメッシュが入っておりバッグがナイフ等で切られても中身が取り出せないようになっているのをはじめ、スリ防止、置き引き防止の機能が盛り込まれています。
見た目はシンプルな肩掛けのバッグなのでいかにも『観光客です』という雰囲気を出さずに済みます。
飛行機内に持ち込む荷物もこのバッグとなります。

サブバッグにいれてるもの

  • BOSE QuietComfort 35
    機内をどう快適に過ごすか、というのは海外旅行する人にとっては一つのテーマです。
    これもその一環で、BOSE に限りませんがノイズキャンセリング機能を持ったヘッドホン等は機内の独特な重低音を忘れ去るのに向いているように思います。
    飛行機内で使われている端子への変換器を使い機内上映の映画や音楽もこのヘッドホンをつけて聞いています。
    イヤホンなどに比べると大きい荷物ですし、盗まれると割とショックですが快適さを優先して持って行っています。
  • Kindle paperwihte
    主に飛行機内での暇つぶし用です。スマートフォンやタブレットでも電子書籍を読むことはできますがバッテリの持ちの観点から別途Kindle をもっていっています。
  • Fireタブレット
    情報端末は何個か持っていると役立ちます。FireタブレットはiPad 等と比べるとお安いので万一なくしたり盗まれたりしても惜しくないので旅行用に購入しました。
  • マスク
    飛行機内でつけて喉の乾燥を防止します。あとつけていると涎を垂らしても気付かれません。
  • サングラス
    普段は屋内に引きこもっているので使用しませんが、旅行中は太陽の下を歩かないといけないので装着します。
  • 文房具
    何かと便利です。
    飛行機内で入国カードを書く時にも役立ちます。
  • 常備薬
    頭痛薬や酔い止めなど必要に応じてもっていきましょう。

メインバッグ

メインのバッグとしては Karrimor flyer 50-75 を使っています。
どうも75Lまでのモデルはなくなってしまったようで、現在では65Lまでのモデルになるようです。
特にこだわりがあるわけではないのですが、
①フロントアクセスを採用しているためそうでないものに比べてパッキングが楽
②最大75Lと荷物が沢山はいる。
等の点が気に入っています。

通常の観光旅行であれば50Lあればまず十分かと思いますが、
現地でキャンプや登山をする予定があると荷物が増えるので上限75Lはとても心強いです。
元々登山用だからか丈夫にできており壊れる気配もないので、しばらくはこれを使っていきそうです。

メインバッグに入れるもの

電子機器関係

  • 無印良品の変換プラグアダプター
    これ1セットでほぼ全ての国のプラグに対応できる優れものです。
    デザインもよいので非常に気に入っています。
  • 電源タップ
    ドミトリーに宿泊していると充電したいのに電源口が足りないということがあります。
    また、電源口の位置が微妙で自分のベットから使いにくいということも。
    そういう時のために普段家庭でつかっている電源タップを持っていきます。ケーブルの長さは1mもあれば十分かと思います。
  • 各種ACアダプターとケーブル類
    スマホをはじめとする電子機器の充電用に適当な数入れておきます。
  • 電動髭剃り
    普段家で使っているものをそのまま持っていきます。
    旅行用に小さめのものを用意したりはしていません。
    僕はアトピーを患っているため、普段と違うものをつかって皮膚にダメージを与えてしまうより、少し大きくともいつもと同じものを使い、旅行中に症状が悪化しないようにという判断です。

服関係

服や下着などは旅行日数と旅行先の気候に合わせて適当にもっていくという感じです。
この点については特にこだわりはないです。毎回適当に決めています。
ただ、荷物で一番大きな容積を占めるのがこの服関係になるので、あまり多めには持って行かず『足りないかな?』と思うぐらいにしています。
もし不足があったら現地で買えばそれでOKです。

その他

  • 洗面具入れ&シャンプーとか
    無印良品の洗面具入れにシャンプー、ボディーソープ、化粧水等々を入れています。
    これらもアトピーが現地で悪化しないように、普段使っているものを小分けの容器(これとか)に入れて持って行ってます。
  • 歯磨き用セット
  • 速乾性のタオル
    ミズノのものを使っていますが、最近手ぬぐいのほうがいいのではないか?と思い始めています。
    ここはもっと良いのないかなーと探しているところです。
  • Pacsafe のバックパック用プロテクター
    観光する際には大きなメインバッグは宿において身軽に歩きたいものですが、ドミトリーに宿泊していると他人が自由に入ることができる部屋にバッグを置いておくことになります。そうなると盗難が心配ですが、このプロテクターでバッグ全体を覆ってしまえば安心です。最終的に南京錠やダイヤル式錠でのロックになるので実際の堅牢さはともかく、泥棒に心理的に与える影響は大きいでしょう。
  • バックパックカバー
    正確にはメインバッグに”いれてる”ものではなく、メインバッグに”かぶせる”ものです。
    本来は雨でバッグが濡れないようにすることが目的ですが、メインバッグを空港で預ける際にバッグから垂れるベルト部分が嫌われることがあるので、カバーをかけてカバーの中にできるだけベルトを収納しておくのに役立ちます。
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  • ロープ
    登山用のものを使っています。
    荷物を自転車に括り付けたり、洗濯干しにつかったりと何かと役に立ちます。
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    ↑の写真には洗濯バサミやハンガーが写っていますが、自分で洗濯する必要があるほど長期の旅行を最近しないので、これらを持っていく機会はあまりないです。
  • フォーク&スプーン
    現地のスーパーなどで食料を買っても箸もフォークもない、ということがあります。
    最悪手で食べればよいのですが、アウトドアショップなどでよく見かけるフォークとスプーンが一体になったものを持っていると便利です。
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当日身に着けているもの

  • 財布
  • スマートフォン
    スマートフォンは普段自分が使っているものをポケットに入れていきます。ちなみに現時点ではiPhone 6 plus です。
    盗まれたりするとダメージ大きいですがやはり普段から使っているものが便利なのでここは快適さ優先です。もし盗まれても情報端末が全くないという状態にならないように予備として Fireタブレットを配備してあります。

  • 僕の場合、トレッキングなどを現地で行うこともあるのでそれ用にも使える靴として、
    アディダスのテレックス FAST R MID Gore-Tex を使っています。
    この靴の一番気に入っているところは自分の足によく合っており、長時間歩いても辛くならないところです。
    一応トレッキング用ではありますが、登山する際にもこの靴を使っています。
    たくさん歩いてもストレスがなく、しかも街歩きから登山までカバーできる便利な靴として非常に気に入っています。

終わりに

さて、持ち物はこんなところでしょうか。
本当は持って行っているけど書き忘れているというものがあるかもしれませんが、それは後々追記させていただきます。
しかし、絶対必要というものはパスポート、現金やカードぐらいで、大体のものは現地で買えます。なのでそんなに心配しなくても大丈夫です。
ヨーロッパやアメリカへの旅行ぐらいなら、東京から京都に行くのとそれほど変わりありません。
海外旅行だからといって気負うことなく気楽にいきましょう。

次回予告

次回のエントリの内容は全く決まっていません。
気長にお待ちいただければ幸いです。

ではまた。
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[19日目]トルクメニスタンへと至る道

こんにちは、19 日目担当のtsubasaです。
Cerevo に入ってそろそろ1年が経とうとしています。
長かったような短かったような不思議な感じです。

Cerevo では日本で製品の企画・設計を行い、中国をはじめとするアジアの工場で製品をつくり、世界中に売るというビジネスを展開しています。
そのため社員も中国、東南アジア、アメリカなどを中心にバンバン海外出張にでかけています。

初めは『英語できないし、、、』とか思っていても、一度実際に行ってみて意外とどうにかなるという経験をすると心のハードルがぐっと下がって、海外への抵抗がなくなってきます。

とはいえ全く知らない国にいきなり行くのはやっぱり不安を感じるもの。

そこでこれから世界の様々の国とその国にまつわる小ネタを少しずつ紹介していきます。
皆さんの見知らぬ国への不安を前向きな興味に変えることができたらなと思います。

それでは早速
初回は中央アジア トルクメニスタンです。

トルクメニスタン?

最近だと「乙嫁語り」を読んで中央アジアに興味を持っている方もいらっしゃるかと思います。
乙嫁語り 1巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ)) [Kindle版]
森薫
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とはいえ、中央アジアに興味はあってもトルクメニスタンと聞いてピンとくる方はあまりいないでしょう。
でも非常に個性的な国なんですよ?愛さずにはいられません。
ぜひこの機会に皆さんにもその魅力を知っていただければと思います。
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トルクメニスタンを知る上で欠かせないのがニヤゾフ元大統領です。
残念ながら同志ニヤゾフは 2006 年にお亡くなりになりましたが、どんな人だったかとりあえずWikipedia を見てみましょう。

サパルムラト・ニヤゾフ

熟読していただけましたでしょうか?
僕のお気に入りはメロンの日の制定です。
“この神の賜物は、輝かしい歴史を持っている。美味しいメロンの名前を称えて、国民の祝日にする”
なんて詩的な表現なんでしょうか。

ニヤゾフ元大統領による独裁と天然資源のもたらす富はトルクメニスタンを世界でも稀に見る奇特な国へと変貌させ、今でもやっぱりヘンテコです。
首都のアシカバードには本当に黄金のニヤゾフ像がたくさんありますし(しかも、本を読んでいたり片手をあげていたりと無駄にバリエーションがある)、大統領府は漫画に出てくるあり得ないお金持ちのあり得ない豪邸みたいになっています。
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今回はこの魅力あふれるトルクメニスタンに入国する方法およびトルクメニスタンでも人気の高い観光スポット “地獄の門”への行き方をご紹介します。

VISAを手に入れろ!

さて、トルクメニスタンに入国するためにはビザが必要となります。
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しかしこのビザ取得が問題です。
トルクメニスタン政府は観光ビザの発行に滞在期間中、現地旅行会社のガイド等が同行することを条件としているため、観光ビザでは国内を自由に動き回ることができません。

そんなのはつまらないですよね?旅は自分で好きなように行動できるべきです。

・観光ビザではなく通過ビザ(Transit visa) の取得する。

通過ビザは、最終目的地までの途中にある国が経由のための入国を許可する目的で発行するビザです。
例えばウズベキスタンからイランへの移動する際にはトルクメニスタン領内を通る必要がありますので、その予定を伝え通過ビザをトルクメニスタン大使館に申請すれば、通過ビザが発行される場合があります。
観光ではなく通過が前提になっているので期間は短めです(通常3-5日程度)。
しかし通過ビザならガイドの同行は条件とされないので、許可された日数の範囲で自由に行動できます。

なお、日本人が通過ビザの取得するためにはトルクメニスタンの前に行く国とトルクメニスタンの後に国のビザを取得している必要があります。

・ 在タジキスタン トルクメニスタン大使館はよかった

ビザを申請するとはいいましたが、在日トルクメニスタン大使館は査証業務を行っていません。そのため、第三国での申請が必要になります。
中央アジアの中心的存在で観光客も比較的多いウズベキスタンで申請する人が多いかと思いますが、申請者の数が多く、またウズベキスタンのトルクメニスタン大使館は対応が悪いことで有名です。

一方でタジキスタン大使館では直接国境を接していないためかほとんど申請者がおらずスムーズに申請でき、また大使館員の対応も丁寧でした。
日程と相談して、トルクメニスタンに入国するためのビザをどの国で申請するかの見極めも重要です。

・申請には何が必要?

申請に必要なものは各大使館で異なります。
事前に十分に調べておく必要があります。
情報源としては大使館のWeb ページ ,lonely planet(世界的に有名なガイドブック) 、旅行者のブログ、バックパッカーが集まる宿にある情報ノートなどをみると良いでしょう。

大使館で申請するタイプのビザの場合、主に必要となるのはパスポート、申請書類(大使館にある場合もあるが事前に自分で印刷・記入する場合もある)、顔写真(サイズは要確認)です。
また上記の 3 点に加えて大使へのレター、宿泊先の予約証明、日程表、大使館員との面接などが要求される場合もあります。

在タジキスタン トルクメニスタン大使館での申請の場合には、パスポート、申請書類(大使館で入手可能)、顔写真、レターが必要でした。
レターというのは要するに『大使閣下様、ビザください。審査お願いします』という文面のお手紙です。英語で書く必要がありますが、大使館に例文が書いてあるのでそのまま書き写せばOKです。

申請に不備さえなければ、通過ビザの発給を拒否されることはまずないでしょう。
むしろ問題は何日間のビザがおりるかです。
在タジキスタン トルクメニスタン大使館では通過ビザでは3-5日間が普通で最長でも7日との説明を受け、結果的に僕には3日間のビザがおりました。

後から聞いた話では申請書の移動手段の欄に “bicycle”と書いておくと5 日間のビザがおりやすいらしいです。日数の決定は大使館側の判断によるので確実ではないですが。
ちなみに僕は”car and train” と書きました。
どうしても5日間のビザが欲しい場合には移動手段を自転車で申告してみるのもありかもしれません。

国境を越えろ!

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僕の場合、ウズベキスタンのヒバという街からバス(バス乗り場は宿の人に聞けば教えてくれる)でウズベキスタン/トルクメニスタン国境へ行き、国境を越えました。

ビザがあっても無事ウズベキスタンを出国できなければ意味がありません。
出国できない事態は稀かもしれませんが、場合よっては所持品の没収が行われたり、出国審査に時間がかかったりします。

まず気を付けたいのが税関申告です。
ウズベキスタンは入国時に税関申告を義務付けられています。
この税関申告では所持している現金、貴重品を記入するのですが、出国時の現金や所持品が入国時に申請したものより増えていると厄介です。

どうも富の国外流出に敏感で規制がかかっているようで、入国時 < 出国時だと富の国外流出として警戒されます。
勿論ウズベキスタンにも ATM があり、現地通貨やドルをおろすことは可能なので現金が増えることは十分あり得ます。そういう時はATM利用時の明細を捨てずにおき何処でいくらおろしたのか説明できると無用なトラブルを避けられるかと思います。
入国時に現金を過少に申告するのは危険ですのでやめましょう。最悪出国時に没収される可能性があります。

次に注意が必要なのが滞在登録制度です。
ウズベキスタンでは72時間以上の滞在の場合、滞在登録を行う必要があります。旅行者の場合にはホテルがこの手続きを代行し、証明書を発行してくれます。
夜行バスや夜行電車などに乗った場合には切符あれば大丈夫です。
この証明書をなくしたり、証明書を発行できない場所(野宿や個人宅など) に宿泊したために、滞在期間すべてを証明書がカバーできていないと厄介なことになります。
確か罰金か何かになったと記憶しています。
ただ、何等かの理由で証明書が欠けた場合でも宿の人に相談すると、日付をごまかして証明書を発行してくれますので、あきらめずに相談してみてください。

[実際の証明書]
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またウズベキスタンでは軍事施設などをはじめ写真撮影が制限されているものがあり、国境を超える際これらの写真がないか PC やカメラを厳重にチェックされる場合があります。大量に画像が保存してある外付けHDDなどを発見された場合には検査に時間をとられるかもしれません。
事前に何等かの対策を講じておくとよいかと思います。
僕の場合、PCを見せろと言われた時には事前に用意しておいた使っていないサブアカウントでログインし、何もないよ?と振る舞い、外付けHDD はバッテリだと言って乗り切りました。

ウズベキスタン側のイミグレーションを超えたらトルクメニスタンの入国審査です。
僕の場合、こちらは税関申告をして、入国目的などの基本的な質問をされた後、入国料 12ドルを支払ったらすぐに入国できました。
業務終了ぎりぎりだったので職員の皆さんもさっさと終わらせたかったのかもしれません。
もしかすると、国境は時間ぎりぎりに超えるといいのかもしれませんね。

いざ地獄の門へ

・地獄の門とは

世界中のバックパッカーがトルクメニスタンに行く理由はおそらく”地獄の門”をみたいからでしょう。
地獄の門
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40年以上も消えることなく燃え続けているなんて何ともロマンがありますね。

・ダルヴァザへの行き方

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地獄の門はカラクム砂漠のど真ん中にあるダルヴァザという土地にあります。
なのでダルヴァサを目指しましょう。

国境からダルヴァサまで行く方法は基本的にはシェアタクシーを利用する以外に選択肢がありません。
知らない人とタクシーに乗るのは怖いと考える人もいらっしゃるかと思いますが、僕個人の経験では危険を感じたことはありません。
むしろ他の乗客がいくら払っているか確認できるのでボられるリスクも低いですし、運転手が信用できない以上2人きりになるほうが危険な気がします。

トルクメニスタン側のイミグレーションを出た先には必ずタクシーが待っていると思いますので、回りをよく見てタクシー使いそうな人に目星をつけておくといいでしょう。

ウズベキスタンのヒバから国境を越えた場合、まずシェアタクシーでタシャウスという街に行くことになり、そこでまた別のシェアタクシーに乗り換えてダルヴァサに行くという形になるかもしれません。

ダルヴァサは外国人には観光地としてそれなりに有名ですが、現地の人にとってはただの砂漠です。そのため、シェアタクシーの最終目的地がダルヴァサということはまずないです。
ただ、ダルヴァサはウズベキスタン国境付近と首都アシカバードを結ぶ約600km の幹線道路のちょうど中間にあるため、言わばサービスエリアのような働きをしています(といっても、道路の脇に数件のチャイハナというお茶屋さんと遊牧民っぽい大きなテントがあるだけの寂しいところです)。
シェアタクシーに乗り込んだ時点で『ダルヴァサ!ダルヴァサ!』と言っておけば『ああ、こいつはダルヴァザで降りるんだな』と察してもらえるでしょう。

ちなみに僕が利用したときのシェアタクシーのお値段は
国境 -> タシャウス 1 USD
タシャウス -> ダルヴァサ 15 USD
でした。300Km 近く移動していることを考えると安いですよね。

乗り込んだシェアタクシーはダルヴァサにつくと、数件あるチャイハナのどれかに止まるはずです。もし皆さんが夜についたのならそのチャイハナから東側を眺めてみましょう。
彼方に光が見えるはずです。
地獄の門は道路から 10km弱ぐらいは離れていますがその光は道路からも見ることができるのです。

・日中?夜?

さて、地獄の門に行く前に考えないといけないことがあります。
それは地獄の門へ日中にいくか、夜に行くかということです。
チャイハナから地獄の門までは正確な距離はわかりませんが直線距離でも 8-10km程度離れています。また道中は砂漠で、特に夜間は人の気配がないため、危険もあります。

それでも僕はできれば夜に行くことをお勧めします。
僕の場合ダルヴァサについた時には 午後 11時を回っていて選択肢がなかったのですが、地獄の門を目指して星で方角を見ながら月明かりに照らされた砂漠を一人歩いたことは生涯忘れることはないでしょう。

・地獄の門への行き方

さてチャイハナから地獄の門までどうやっていくか?ですが、夜に出るなら簡単です。
東に見える光を目指してそのまま進んでいけばいいのです。
お昼の場合は…..わかりません。ごめんなさい。

荷物はチャイハナに置いていくこともできるので大きな荷物は置いていき、貴重品と水、それに道中は暗いのでヘッドライト、方角を知るためのコンパスなどをもっていくといいかと思います。

道中、気を付けておきたいのは自分がどの方向に進んでいるのかということです。
上記のように地獄の門への往路は光をただ目指せば良いのですが、復路が困ります。
自分が拠点にしたチャイハナがどこにあるのか正確に知る手段がないからです。
往路では自分が真東よりやや北の方向に進んでいるのか、それとも真東よりやや南に進んでいるのかをしっかり把握しておきましょう。
自分が真東より北に進んでいるということがわかっていれば、帰るときは真西に進んで幹線道路に出たらその後南にいけばチャイハナが見つかるはず、という計算ができるはずです。

ちなみに僕はその計算をしなかったのでチャイハナが見つからず散々でした。

帰ろう。帰れば、また来られるから

夜が明けたら次の場所に向かいましょう。
ダルヴァサから次の目的地への足はやはりシェアタクシーです。
同じチャイハナで朝ごはんを食べながら回りの人たちに話かけ、どこにいくのか聞きましょう。
空きがあれば乗せてもらえるかもしれません。

運悪く目的地に行く人たちがいなかったり、既に満員な場合でも大丈夫です。
道路にたってヒッチハイクをすればいいだけです。
ヒッチハイクなんかしたことない、という方も多いかと思いますがやってみると意外とどうにかなります。
僕の場合、ヒッチハイク開始から10分もしない内にトラックが止まってくれて、無事次の目的地アシカバードに連れて行ってもらえました。
チャレンジしてみるものですね。

次回予告

というわけで今回はトルクメニスタンと地獄の門の紹介でした。
次回の予定はまったく決まっておりませんが、何か思いついたらまた書かせていただきます。
それではまた。