フルHD WebカメラとLEDリングライトでテレワーク映えを狙う!【Online Meeting Setエンジニアレビュー】


こんにちは、新商材調達担当、押切です。
今回も「Cerevo Selection Store」で販売中の、ビデオ通話向けデバイスセット「Online Meeting Set」についてご紹介します。

Online Meeting Setにそれぞれ含まれている、Webカメラ「eMeet C960」とLEDリングライトについて、簡単にセットしてもビデオ通話時の画面に劇的な効果があることをご紹介します。
※細かいライティング手法等はこの記事では一端おいておきます。

ビデオ通話でノートPCの内蔵カメラをお使いの方も多いと思いますが、ノートPCのカメラは必ずしも高画質とは言えません。
基本、カメラはセンサーやレンズの大きさが大きい方が有利ですから、小型薄型と両立するには難しさがあるため画質のクオリティを下げて価格を抑えているものが多いのです。

しかし出勤するよりも腰を据えたテレワークが一般的になったり、オンライン飲み会が日常化した今、ビデオ通話の顔色がよくなれば話す相手に与える印象も大きく変わります。

そこで今回はパソコンに取り付けるだけで高画質で健康的に見えるWebカメラとさらにライティングで演出するためのリングライトのポイントについてお伝えしていきたいと思います。

1. 色味と明るさを自動調整するWebカメラ

Webカメラは一時期、量販店から品薄になるほど需要が増えましたね。
特に売れ筋商品はネットでも在庫がなくなったり価格が高騰する現象がみられました。
そうした市場の中で安価で機能が様々なWebカメラがあふれた結果、どれを買っていいか分からないという方は多いのではないでしょうか。できればコスパのいいものを選びたいという要望があるかと思います。

自分も安価なWebカメラを10個くらい購入してみましたが、正直ハズレが多く安物のノートPC内蔵品に劣るものや、付属のマイクの音がノイズまみれというものもありました。

そんな中で「Online Meeting Set」に自信を持っておすすめできるWebカメラとして、eMeet社の「eMeet C960」を採用しました。
単純にパソコンに取り付けただけでパッと見で、しょぼくれた不健康そうなおっさんの顔も寿命が延びたように見えます。
カメラの内臓マイクも音声技術のノイズキャンセル技術を搭載していて、実際の音に忠実というよりも人間の声が聞き取りやすくチューニングされます。

パソコン内蔵カメラとeMeet C960の比較

仕様もFHD1920×1080p/30fps、ノイズリダクション付きステレオマイクと高スペックです。
使用例の写真は自分の顔よりマネキンの方が安心して見ていただけるかと思ったのですが、それはそれで怖いということで、今回は小学生の娘をモデルに比較しました。
利用しているノートPCはMouse社のエントリーモデルです。
内蔵のカメラでも不便を感じたことはありませんでしたが、Webカメラを利用した時と比べると明らかに明るく綺麗に映っているかと思います。

印象がかなり変わるのが伝わるでしょうか。
知らず知らずのうちに怖い印象をビデオ通話で与えている可能性もあるので、WebカメラがついたOnline Meeting Setをぜひお試しいただきたいです。

eMeet C960のセンサーカメラを確認

ちなみに気になったので「eMeet C960」をバラしてセンサーサイズを見てみました。

対角実測7.6mm程度だったので、1/2.3インチサイズくらいの大きめのセンサーでした(七色に輝いているパーツ)。

別の格安中国産Webカメラと比較すると4倍くらいの面積がありました。

一般的なカメラやスマホなら撮影した写真一枚あればEXIF情報からセンサーサイズが分かるのですが、WebカメラだとEXIF情報もないので、 強引に現物を見ました。物理的な素性としても高画質かと思います。

注)バラすとメーカー保証が受けられなくなることはもちろん、個別調整されたレンズの距離がずれて組み直してもピントがズレますので、ご注意ください。

なお、eMeet C960のマイク性能については、別途PCやBM800と比較して記事にしたいと思います。ステレオマイク(ノイズキャンセリング付き)が上部についています。

2. LEDリングライトで顔色アップ

スマホ用でもよく見かけるようになったリングライトですが、Online Meeting Setでは大きさが2種類あり、Specialは8inch、 EntryとBasicは6inchを採用しています。この記事では6inchの方を使用しています。

Webカメラ「eMeet C960」を使い、さらにリングライトで照らすと明らかに顔色が良くなったかと思います。

今回はノートPCのベゼルの上に取り付けました。
このLEDリングライドのよさはいくつかありますが、その1つにクリップ付きでPCに直接取り付けられる手軽さがあります。クリップ状態でも自立しますし、お手元の三脚に付け替えて使うこともできます。

ライティング手法はいろいろありますが、今回は手軽さ重視でやや正面上から照らしました。

クリップでも自立
クリップを三脚に付け替え

明るさはリモコンで10段階変えられるので、画面を見ながら調整してみましょう。
色温度も3種類ありますが、顔色をよくするには真ん中のWarm lightを使うのが最初はよさそうです。

3. WebカメラとLEDリングライト使用例

カメラの違いとライトを足していって効果が分かる動画を用意したので、よければご参考ください。

尚、LEDリングライトのUSB電源の接続はノートPCのUSB端子ではなく、別途USB ACアダプタをご利用ください。比較的明るさが暗い段階ならノートPCからも電力供給できますが、電流を実測したところ6inchでMAX1.4A程度、8inchでMAX2A程度流れていたため、ノートPCのHUBの電力を超えてHUBやPCを破損してしまう場合があります。

6inchの電力測定動画です。

ちなみに、LEDリングライトはうまく使うと瞳にアイキャッチが入って女子力が上がるのですが、おっさんの眼鏡に反射しても気持ち悪いという意見もあったので、Online Meeting Set – SpecialにはVideo用面発光のライトを同梱しています。好みで使い分けたり、両方使って、2方向の光源でさらに凝ったライティングをするなど工夫してみてください。

Specialに同梱しているビデオライト

余談ですが、Zoomの標準機能として、特にホストは、会議画中の動画と音をそれぞれ保存できるので、これを利用しておくと、議事録を取り損ねた部分を聞き返したりできるので便利です。この機能を使っていない方は是非お試し下さい。

4. さいごに

このようにお手元のPCにこれらのWebカメラ「eMeet C960」とLEDリングライトで映えるビデオ通話ができるようになるかと思います。
仕事やプライベートでうまくお使いいただき、充実したテレワーク生活をお送りください。

関連商品セット

  • Online Meeting Set – Special 29,900円(税別)
    ノイズキャンセリングヘッドセット(MPOW HC6)
    フルHD対応Webカメラ(eMeet C960)
    指向性マイク(BM800)
    防水Bluetoothスピーカー(EWA A106 Pro)
    LEDリングライト 8inch(Ring Fill Light)
    LEDビデオライト(W49 LED Video Light)
    グリーンバック
    USBハブ(UH-2294BK)
    ※オプション品に、HDMIキャプチャとHDMIセレクタを追加購入可能
  • Online Meeting Set – Standard 15,900円(税別)
    ノイズキャンセリングヘッドセット(MPOW HC6)
    フルHD対応Webカメラ(eMeet C960)
    USBハブ(UH-2294BK)
  • Online Meeting Set – Basic 12,900円(税別)
    フルHD対応Webカメラ(eMeet C960)
    LEDリングライト 6inch(Ring Fill Light)
  • Online Meeting Set – Entry 9,900円(税別)
    ノイズキャンセリングヘッドセット(MPOW HC6)
    LEDリングライト 6inch(Ring Fill Light)
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